地震の発生と海の潮位のスキャンダラスな関係


素人ながら地震と月の引力について考えた。ご存知だとはおもうが月は地球のまわりを一様にまわっているわけではなく、近づいたり遠ざかったりしている。3/18は過去18年間でもっとも月が地球に近づき地球の各地でいつもより30%大きな月が観測できた。

NASA「3月19日のスーパームーンは14%大きく30%明るく見える」

過去18年でもっとも月が近づいたことと3/11の地震は関係があるだろうか?3/5あたりからハワイのキラウエアが爆発的噴火をしたことは関係あるだろうか?要因にはならないとはおもうが、その些細な重力の変化はエネルギーを開放するトリガーになるのではないかと考えた。考察の仮定。

海はもっとも顕著な月からの影響を受ける。その影響は潮の満ち干き、大潮などの自然現象として観測することができる。地震をおこす地殻のうえには海があり、その海は潮の満ち引きによって変化する。地震なまずを抑えているつけもの石の重さがかわればなまずは暴れることができるというもの。だから、潮の満ち引きを追えば地震の発生との関係をみてとれるんじゃないかというのが今回の検証に先立つ底の浅い素人考えなのであるのさ。知らないけどね。

でも、スマトラ島のときとか過去の巨大地震の例をみると、3ヶ月とか同じような時期におきているようなきがして、地震の予知にはなりえないとはおもうのだけど、検証してみたくなったわけです。

そんなわけでちょっと、データをあつめてプログラムを書いて検証してみました。

潮位と地震 ここから見れるようにしてあります。

 

ぱっと見、予想以上に相関関係があるんじゃないかとおもいました。赤い矢印をいれたところです。潮位のピークが下がりはじめたころに、地震が発生しているように見受けられます。グラフを拡大してみても、地震の発生周期と潮位の変動周期が同じように見えます。ぼくはただの喫茶店を営む自営業のおっさんなので、細かい数字やそれが意味するところをきちんと説明することができるわけではありませんが、ぼーっとみて、なんか、あー、関係ありそーだなと思ったのでした。ちなみにこのグラフ地震のエネルギーは対数グラフになっています。X軸の粒度を変えて平均化した値をもちいればたぶんもっと顕著にみてとれるんじゃないかな。

さすがにこれだけ地震が頻発することなんてないので、専門家のひとはこっからさらに有意統計値を拾えるとおもうので期待大です。

 

いやー、しかしあまりに揺れすぎて体感で地震の規模とかどこが震源地だとかわかるようになっちゃったね・・・。日本にくれば地震が味わえますっていうのは海外観光客を呼びこめる観光資源だよね。東日本に2~3日いれば震度3は味わえる。観光業界はこれでいきましょう。

結局結論はしっかりしたのでなかったけど、なにかこのグラフをスクリーニングするいいアイディアがあったら@kuippaまでツイートでもしてください。

いっそ、専門家に聞いてみようか・・・


国内の情報なのに海外情報のほうが・・・


日本ではまだ市民感情を踏まえて放送されていないのかもしれませんが、津波はどのようにしておきるかのドキュメンタリーがぼつぼつあげられはじめています。
双方英語ですが、シンプルで聴きとりやすいのでわかるかと思います。科学的知見を交え、地震のメカニズムや津波の仕組みを動画を交えて解説したもの。


Japans Tsunami – How it Happened 2011 HDTV Part 2
Japans Tsunami – How it Happened 2011 HDTV Part

ドラマチックでセンセーショナルなまとめ動画をみられたいかたは、ナショナルジオグラフィックの動画がおすすめです。


National Geographic Witness Disaster in Japan Part 2-3 Parte 2-3
National Geographic Witness Disaster in Japan Part 3-3 Parte 3-3


情報格差が支援の格差にならないために


Amazonでほしいものリストという機能を活用した支援サービスが始まっています。

Amazon.co.jp: たすけあおうNippon 東日本大震災 ほしい物リスト

被災自治体や災害対策本部などが、ほしい商品を登録すると、それを善意の第三者が代わりに購入してとどけてくれるというサービスです。現在までのところ、何か登録があるとすぐ誰かが買うようで「支援をしたい人 > 被災地の必要としている品物」と、なっています。募金などの支援が実際に分配されるまでに1年もの月日がかかるので、このような直接的な支援活動のチャンネルは現代ならではの非常に意義深い取り組みだとおもいます。

ただ、このようなサービスそのもを知らなかったり、被害情報や被災情報の発信がうまくできないと集まる支援にもおおきな差がうまれてきます。情報リテラシーの差は現代のあらたな格差、デジタルディバイドと問題視されてきましたが、これがこと年配者のおおい集落などにおいては今後復興などの段階において深刻な事態となりそうです。正しい情報を得られないと正しい判断をできる確率はさがってしまいますし、恣意的な情報発信は猜疑心を呼び起こします。

どこが何を必要としているかを見落とされる地域があってはならないと思います。

足をつかってそのような情報を拾い集めるのはとても大切なことですが、その後の情報の最新性などをたもつために、仕組みを導入するのも重要なことです。ぜひ、このブログまで辿りつけるようなリテラシーの高いかたは情報支援もしていただければと思います。

もし被災自治体などがTwitterをつかいたいだとか、安心安全メールの配信をおこないたいだとか、また住民むけのホームページや、SNSを立てたいなどの要望があれば・・・、もしくは、何をしていいかもわからないというレベルでも大丈夫です。当方でもできるかぎりで支援してまいりますので、お気軽にご相談ください。

 

電話番号をのっけておきますので、もしメールとかツイッターで問い合わせが困難な場合は電話をつかってください。(0422/48/8937)東京三鷹 (お店の電話番号です。営業電話ばかりなので、ほとんど留守電ですので用件をお申し付けください。着信元を記録しています。)