文部科学省から出てる、イノベーション白書。イノベーションに興味があったので読んでみた。
www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpaa202101/1421221_00023.html
Society 5.0だそうだ。
「サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する人間中心の社会」
いきなりわからない。人間中心じゃない社会って逆になんだ??
「狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)」
情報社会にも適応できないうちに、メジャーバージョンあげちゃうのやばくないですか?
狩猟・採集、農耕・牧畜、工業・生産、情報・流通とすると、そこにはそれぞれ大きな技術革新があるからまだわかるんだけど。仮想と現実の融合って、それ、ただのメタ化じゃないですか。
Society 5.0では、ICTを活用して多種多様なデータを仮想空間に集積します。ここで社会の様々な課題・要素について高度な解析を行い、その結果を現実空間に反映することで、一人ひとりの人間にとって豊かで質の高い社会に変えていくことを目指します。
方法→目的(理念)だとおもうんだけど、対象である「一人ひとりの人間」と「社会」(集団)というところでも、どっちなんだよって感じがするし、方法も「ICTを活用して」とか言ってる時点でそれ情報社会の重力圏ですよねって気もする。新しいワード作りたかったのかな。
注目キーワードぬきだし
スーパーコンピュータ等を学術情報ネットワークSINET(サイネット)
革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラ(HPCI)
渋滞の軽減、物流コストの削減、金融の相場予想、新材料開発・創薬などが、量子コンピュータの活用により飛躍的に進むと期待
新素材開発、創薬の部分に同意
2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会を実現するためのエネルギー需給の絵姿を示すとともに、予算(グリーンイノベーション基金)、税(企業の脱炭素化投資の促進等)、規制改革・標準化(新技術を想定していない不合理な規制の緩和等)、国際連携など、民間企業の取組を後押しする
なんか危険な兆候・・・。
ニュートラルならまだわかる。脱ってなんだ。
そもそも人類を始め植物まで炭素生物。植物は二酸化炭素を吸収し炭水化物や糖という炭素化合物をつくり、われわれはそれを捕食してタンパク質などの炭素化合物をつくり、エネルギーとして消費して呼吸し、二酸化炭素を吐き出す。命こそが炭素の循環。脱炭素社会とはいったいなんなのか。輪廻からの解脱か。
ITER(イーター:国際熱核融合実験炉)計画は、核融合反応によって生じる膨大なエネルギーを熱として取り出し、新たなエネルギー源として連続的に利用できるかを実証する大型国際プロジェクトです。
核融合エネルギーの実現に向けて
URL: www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/fusion/
最近よく聞くようになってきたITER(イーター)
夢の核融合。できたらいいね。できないとも思わないけど、(生きてるあいだに)できるとも思えない。
産業活動から排出される二酸化炭素を分離、回収して、地中深くに貯留する技術(CCS Carbon dioxide Capture and Storage)や、これを有効に利用する技術(CCUS Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage)の研究開発
それを捨てるなんてとんでもない!
二酸化炭素は資源ですぞ。
日本はだめそうだね。
中国(論文数9位→2 位 →1 位 、TOP10%論文数圏外→3 位 →2 位 )がすさまじいのはおいておくとして、中国の10年前と同じ動きをしているのがインド(圏外→9位→6位、圏外→圏外→10位)。10年後のインドのプレゼンスに注目。
10兆円規模の大学ファンドを創設することが決定されました。このファンドの運用益を活用することにより、博士後期課程学生など若手人材を、長期かつ安定的に支援
やれんのか?
やれんのか!!
投機と投資の区別も、予算消化とリソース割当の区別もなく、平穏無難をめざし将来価値を計算評価できない組織体系に、ファウンデーションできるのか?
95%を10が12になればいいみたいな、リスクフリーレートな下に張り付いたファンドになりゃしないかい?
令和3年度より「大学フェローシップ創設事業」を開始しました。この事業では、博士後期課程学生の生活費相当額(180万円以上)の支援を含む学内フェローシップの創設
たりんのか?
たりんのか!!
でも、ないよりはいいので、このまま踏み上げてください。
日本科学未来館(新型コロナウイルス関連情報)
新しい感染症との向き合い方
わかんないよね新型コロナ
www.miraikan.jst.go.jp/resources/COVID-19/
Science Portal 科学技術振興機構
新型コロナウイルス感染症
–COVID-19とわたしたち–
scienceportal.jst.go.jp/featured/sp_covid-19.html
総合知を活用し、次期SIPやムーンショット等の社会課題解決のための研究開発や社会実装の推進、社会変革を支えるための科学技術外交の展開を進める。
オープンサイエンスを含め、データ駆動型研究など、新たな研究システムの構築を進める。
ふむ??
オープンサイエンス? データ駆動型研究?
なんかIT界隈みたいな匂いがする呼称ですね。
科学技術・イノベーション政策を推進すべく、第6期基本計画中に、政府の研究開発投資の総額として約30兆円を確保するとともに、官民合わせた研究開発投資総額を約120兆円
お、ちょっと本気が伺える?
決めたひと偉い。
「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」
「官民研究開発投資拡大プログラム(PRISM)」
SIP(第2期)研究開発計画の概要
www8.cao.go.jp/cstp/gaiyo/sip/kenkyugaiyou02.pdf
統合型材料開発システムによるマテリアル革命
三島 良直(みしま よしなお)
東京工業大学 名誉教授
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
技術戦略研究センター センター長
マテリアル革命はおきそう。期待してます。
スマートバイオ産業・農業基盤技術
小林 憲明(こばやし のりあき)
キリンホールディングス(株) 取締役常務執行役員
ここらへんがおもしろそう
ムーンショット型研究開発制度の推進
逆にここらへんはすごいだめそう
・・・。
いや、いいすぎか。
- ウイルス-人体相互作用ネットワークの理解と制御
- 大気中CO2を利用可能な統合化固定・反応系(quad-C system)の開発
- 窒素資源循環社会を実現するための希薄反応性窒素の回収・除去技術開発
- 非可食性バイオマスを原料とした海洋分解可能なマルチロック型バイオポリマーの研究開発
- 土壌微生物叢アトラスに基づいた環境制御による循環型協生農業プラットフォーム構築
- 藻類と動物細胞を用いたサーキュラーセルカルチャーによるバイオエコノミカルな培養食料生産システム
- シロアリの破壊的木材分解能力を用いた未利用木材の飼料化と食料化
- 誤り耐性型量子コンピュータにおける理論・ソフトウェアの研究開発
- ミトコンドリア先制医療
ここらへんは、興味ある
太陽光発電システムに係る発電技術
薄型軽量のため設置制約を克服できるペロブスカイト太陽電池1等の革新的な新構造太陽電池の実用化へ向けた要素技術
ペロブスカイト構造がなんたるかを少し調べました。わかりませんでした。
浮体式洋上風力発電システム
ITER計画では2025年(令和7年)の運転開始を目指して、核融合実験炉ITERの建設作業が建設地であるフランスで本格化
北海道からの海底送電線とか、直流送電みたいな動きがいまあるみたいですね。
なんか長距離送電とかロスがぱねぇっていう印象しかないですが、どれくらいまで改善したんでしょうか。
水素・蓄電池等の蓄エネルギー技術を活用したエネルギー利用の安定化
水素の燃料電池化。ちょっと信頼していません。
着火エネルギーの低さ、不爆安定濃度の上限下限の狭さ、元素の性質を考えると無理すぎる。
無知な政治家騙して強引に進めようとしているグループがありそうで心配です。
海底資源の探査・生産技術の研究開発
革新的深海資源調査技術
浮体式生産貯蔵積出設備(FPSO1)向けの電気系統の統合制御設備
メガフロートNEO東京とか、アトランティスをつくってほしいですね。
戦略的創造研究推進事業 先端的低炭素化技術開発
www.jst.go.jp/alca/
「農業分野におけるオープンAPI整備に関するガイドライン
www.maff.go.jp/j/kanbo/smart/openapi.html
政府CIOポータル – Government Chief Information Officers’ Portal, Japan 農業
cio.go.jp/policy-agri
農業情報のデータ交換のインタフェース
え「農業情報のデータ交換のインタフェースに関する個別ガイドライン(試
行版)<H28-GL4>」(第1版)を取りまとめ、公表した
www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/senmon_bunka/nougyou.html
農業ITシステム間の相互運用性の確保が容易であり、国際的に広く普及して
いるSensor Observation Service(以下、「SOS」という。)を推奨することとし、SOSに基づ
いたデータフォーマット及びAPI (Application Programming Interface)を提示
www.ogc.org/standards/sos
別表5 センサー機器の仕様及び計測情報のメタ情報記録フォーマット (暫定版) (Excel形式)
ちょっと調べてみました。参考になりました。
ものづくり・コトづくりの競争力向上
「コトづくり」の記載どこ??
産学共創プラットフォーム
共同研究推進プログラム(OPERA)
www.jst.go.jp/opera/index.html
起業家マインドを持つ人材の育成
科学技術振興機構において、スタートアップ・エコシステム拠点都市
おおいにやってください。
グローバル拠点都市4拠点、推進拠点都市4拠点
4拠点ってありましたが、詳細がどこの都市だかわからなかったので調べてみたら6都市ぐらいでてきました。
・・・がんばってください。