最大余震、誘発地震の可能性はこのブログでもかねてより警鐘をならしておりますが、新しい情報があがりましたのでアップデートします。
米研究グループ「大地震の恐れ」 茨城沖、ひずみ蓄積か
東日本大震災後、震源域の南側にひずみが残っている可能性があり、大地震が起きる恐れがあることを米カリフォルニア工科大などの研究グループが20日付の米科学誌サイエンス電子版に発表する。
自分が過去の地震の震源地を調べた限りでは下の図のように、地震がおきていない空白地、すなわちプレートの固着域はつぎのようになっています。
単純に震源地をプロットしただけなので、ずれ面を計測して応力変化をもとに残エネルギーを推定したほうがいい値がでるとはおもいますが、茨城沖という上記報道では、フィリピン海プレートの上端部分になりますので、なにか単純にここといっていいのか気になるところではあります。
茨城沖警戒なら湾北のほうなんじゃないかなぁ・・・
www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=aQRLT5qk6qbk
東京に近い茨城・福島沖で大地震も、想定外の震災が示唆-米研究者(1
2011年の東日本大震災がどれほど想定外だったかを考えると、同じような巨大地震が日本海溝の巨大衝上断層の他の場所で発生する可能性も考慮する必要がある。今回の震源の南側の茨城・福島沖で起きることも考えられる
こっちのレポートだと、うえの図の青いラインについても警告を発しているようですね。