児玉龍彦さん×津田大介さんの対談




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書き起こし(1)、8/5 児玉龍彦(東大先端研教授)×津田大介(ジャーナリスト)のUstream対談:ざまあみやがれい!

先日の参考人の熱さと比べると、なんと温和な。主張は先日の参考人質疑と変化はないが、いろいろ補足されている。ただ、少しこむずかしくなっているので、すべてを横断的に理解できる人は少なそうだ。リスク論については、議論を避けたあたりやっぱり大人だなと思いました。

 

ベスト&ブライテストなプラットフォームを

企業ってのは自分のノウハウをあげちゃったら終わり。個別企業に出来ないところがある。公で企業が参加していけるプラットホームを作んないと。集まって、それでいろんな方法を競争させる。

主体者決定権が大事

放射線かけられた上にどうこうするまで人に言われたくない。測定も除染も協力するし色んなデータも揃えて、それでだから当事者が判断するって場合にサポートとか情報提供とかやるのが仕事。ココだったら逃げろとかこれだったら行くなとかいうことは言えない。(がん患者に喩え)

日本女性の努力が結んだ大気圏内の核実験禁止条約

1960年代に、放射線量高かったって。今は下がってる。自然に下がってるってみんな書いてるの腹が立ってしょうがない。あれは頑張った日本人がいるわけですよ。→ 猿橋勝子博士

証拠探しや証明は後で

今までのエビデンスってのは、疫学とか統計学で終わったあとにこう解析すればこうって話で。今必要なのは予測とかシミュレーションの科学。予測とかシミュレーションに対しては、メカニズムの証明っていうのを急いだほうがいい

他気になった単語とか

エピゲノム
調査なくして発言なし
最後に自分のできることをやってほしい。自分の得意なことで貢献しろ。


児玉龍彦参考人の3つの提言アツすぎて泣けた。


ハイライトの2分でいいから見ることをおすすめする。

一番見てほしい2分は↓リンクから

H23.7.27 衆院厚労委員会 児玉龍彦参考人 3.21の雨


1.食品、土壌、水について最新鋭の機器を用いて排他化
2.子供の被爆を軽減するために緊急に新しい法律を制定
3.国策として土壌汚染を除染する技術を民間の力を結集

 
4つの提言といってたけどアツすぎて3つしか聞き取れなかったです><
文意から推測するに4つめは、汚染地で徹底した測定が出来るようにするという事の保証かな?

1.食品、土壌、水について最新鋭の機器を用いて排他化

「国策ととして食品、土壌、水、 日本がもっている最新鋭の危機を投入して抜本的に改善してください。」日本の技術をもってすれば(半導体のようなクリーンルームで放射性物質を)シャットアウトできる。

 

2.子供の被爆を軽減するために緊急に新しい法律を制定

「子供の被爆を軽減するために新しい法律を制定してください。」現在の法律のもとで除染作業を行うと、運搬も受け入れも法律違反となってしまう。かといって現地の父母にそのような高線量のものを預けておくなどということもできない。子供たちの安全を守ることをしようとすると法律違反になってしまうのでは手足を縛られたような状態。法律がこのような状態にあるのは国会の怠慢に他ならない。

 

3.国策として土壌汚染を除染する技術を民間の力を結集

「国策として土壌汚染を除染する技術を民間の力を結集してください。」ノウハウを持っているとした民間企業、東レ、クリタなどの科学メーカーや千代田テクノル、アトックスなどの放射線除去メーカー、竹中工務店などをあつめ現地に民間を集めた除染研究所を組織してください。このままでは利権絡みの公共事業になりかねない危惧がある。

 

 

書き起こしはまあそのうち誰かやるとおもうので期待しつつもトピックスだけ書き出し。
3/15 東海村で放射線を検出3/21に雨がふりこれが今日に到るまでの高い線量の原因になっていると考えられる。
枝野官房長官がさしあたり健康に被害がないと申し上げたが、私はこれは大変なことになると思った。

youtu.be/eubj2tmb86M?t=1m17s

現行の放射線障害防止法は高い線量の放射性物質が少しあることを前提としている。このときは線量があまり問題ではなく、個々の濃度が問題になる。しかし、今回は100Km圏5マイクロシーベルト 200キロ圏で0.5マイクロシーベルト。放射線障害を見るとき総量を見るが東京電力も政府もいままではっきりした報告をしていない。熱量の換算では広島原発29.6個分、ウランでの換算では20発分これまでの知見で原爆による放射線の残存量は1年で1/1000になるのに対して原発は1年で1/10程度にしかならない。(※1/3とも聞こえたが文脈から判断した。)福島原発の問題は、原爆数十個分に相当する量の原爆汚染よりも多量の残存物を放出したと考える前提となる。システム生物学では総量が少ない場合はある人にかかる濃度だけをみればいいが、総量が多い場合は粒子にあり非線形の流体力学になる。3月の食料に危機に瀕した状況下で通達1枚だして、どうして周知がされたと言えるのか。汚染地で徹底した測定ができることを保証しなくてはいけません。

youtu.be/eubj2tmb86M?t=5m33s

ゲルマニュウムカウンターでなしに、今日ではイメージングベースの測定器(おそらく、カメラで撮影するだけでどの放射性物質がどの程度の線量をだしているかみるもの?)が開発されています。なぜ政府はそれを全面的に応用してやろうとして全国につくるためにお金をつかわないのか。3ヶ月経ってそのようなことがまったくおこなわれていないことに私は満身の怒りを表明します!

内部被曝について妊婦の胎児、幼い子供、増殖が盛んな細胞が危険。ひとつの遺伝子の異変では癌になりません。ドライバーミューテーション、パッセンジャーミューテーション。
内部被曝は何ミリシーベルトと言われているが全く意味がない。I131は甲状腺に集まります。トロトラストは肝臓に(20~30年後 肝臓がん、白血病)セシウム 尿管上肢(上皮?)膀胱に集まります。体内の集積点をみなければ意味が無い。

 

youtu.be/eubj2tmb86M?t=12m

強制避難でないと保証しないという答弁があるが、補償問題と子供の問題はただちにわけてください。

緊急避難的除染と、恒久的除染はわけてください。
イタイイタイ病のカドミュウム汚染地域3000ヘクタールのうち1500ヘクタールを除染するのに8000億円投入されている。この1000倍だとするといったいどれほどの国費を投入しなければいけないのか。

 

他、動画

www.nicovideo.jp/watch/sm15140556
www.youtube.com/watch?v=O9sTLQSZfwo

多分そのうちここに議事録がのるはず・・・。www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kaigiroku.htm

書き起こしぐらいその日のうちにやればいいのに・・・。

お、さっそく全文書き起こしをしてくれた人がでたようだよ。

「放射線の健康への影響」児玉龍彦氏(内容完全書き出し)衆議院厚生労働委員会7/27


災害対策記入式チェックシートをつくりました


震災から今日で4ヶ月が経過いたしましたが、つい昨日震災後30日を経過してから初めてのM7以上の最大余震が記録されました。本州から離れたところで発生したため最大震度は3~4と小さかったため被害はでませんでしたが、以前日本は地震が起きやすい環境にあり予断を許しません。

家庭や職場で防災対策をおこなえるようにチェックシートを作成しましたのでご自由にご使用ください。印刷をするなどして非常用袋にいれて保管されることをおすすめします。

↓サムネイル画像

あくまで防災用ですので、防災意識の高いうちに、それぞれの家庭や職場が工夫をされ作成されてもよいと思います。

ライセンスはクリエイティブ・コモンズとします。修正、再配布等自由におこなってください。改変などについては修正BSDライセンスとして扱います。要望や追加事項などがありましたらこのブログかTwitterで@kuippaに向けてツイートしてください。

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