シゾイドパーソナリティ障害(スキゾイドとも言う)というものがある。
- ぼっちが好き
- 他者と親密な関係をもちたいとは思わないか、あるいはそれを楽しく感じない
- 親しい友人、信頼できる友人がいない
- 性体験への興味がもしあったとしても少ししかない
- 喜びを感じられるような活動がもしあったとしても少ししかない
- 賞賛にも批判に対しても無関心にみえる
- よそよそしさ、超然とした態度あるいは平板な感情
4つ以上当てはまったら君も立派なシゾイドパーソナリティ障害だっ!
障害とあるが一般人口の7.5%と結構な割合に及ぶそうで、男性のほうが女性より2倍多い。遺伝起因。
社会生活を営むにあたり、他人に迷惑をかけるわけでもなく本人も生活する上で困ることが何一つない。そんな障害。
口数少ない職人気質のオヤジさんのイメージだろうか。あれが多分シゾイドだよね。
なんかこれをみて、凄く腑に落ちた。多分俺もスキゾイドだなと思ったわけです。
世の中には理性が負けちゃう性欲異常者がいるように、理性が強すぎるのも後天的な性格形成の問題だと思っていました。男性の発現率が2倍ということは劣勢遺伝かね。7.5%ともなるとかつて見合い結婚とかで結婚してた層とかはまるごとシゾイドなんじゃないかなとも思える。
- ぼっちでいることが苦にならず、むしろ性に合っている
- 他者への関心や関わりへの欲求が乏しい
- 流行やファッション、外見にも関心がない
- 自分から話し始めることを避ける
- 時に奇異な喩えを使うことがある
- 無生物や形而上学的概念に魅了されたり、数学、天文学、哲学的運動に興味をもつ
- 他人の賞賛や批判に対して無関心に見える
- よく知らない人と親密であるという不確かに我慢が必要
特徴抽出をおこなうとこんな感じだろうか・・・。心当たりありまくる人はいないだろうか。ありまくるんですけど・・・。世の中にはさみしがりやが居る。おしゃべりがいる。多動なやつがいる。枯山水の前に座らせたら3分と我慢できない人もいるのは想像もできる。でも黙って座らせたら枯山水楽しんじゃったりしてずっと座ってるようなやつもそれはそれで障害だということか。そもそも遺伝レベルで個体ごとにそれほどまでに興味関心にずれがあるとは思っていなかったな。ふむ。
学校で一緒に昼食をとる友達がおらず、便所の個室でご飯を食べるのを便所飯というそうな。便所飯のひとは確かに孤独であるが、他者からの目が気になっているという意味ではシゾイドではないのだろう。別に他人からどう思われようがあんま気にならなず、景色がいいところとか、そういう自己の価値観で気に入ったところで飯を食いだすんじゃないかと思う。屋上とか日当たりのいい土手とかね。一人でそういうところに行ってしまうやついなかった?きっとそういう奴。
異性にモテたいのにモテないのでこじらせてしまったり、友達が欲しいのにできずに鬱憤がたまってしまったり、自己の評価が不当だと感じて鬱積してなにかの複雑性とからまったりなんてことがシゾイドにはない。欲求が薄いので犯罪には走らないが、同時に名誉をあたえても金をあたえてもそれをモチベーションに釣ることができないので組織としてはちょっと度し難い。仕事のできるできないの個人の能力とは別なのもちょっと分かり難くい理由なのかも。
そういえば西郷隆盛は「命もいらず名もいらず、官位も金も要らぬ人は始末に困るものなり。」と評されたそうだ。まあ使うほうからすると困るよね。
いやぁ、こういうのは後天的な体験から形成された価値観だと思ってたんですよね。
変な喩えとかを使うのも、暗黙的に知っている知識が違うので、その暗黙知のすり合わせができてないから伝わらないとだけ思ってたんだけど、そもそも暗黙知がずれるということが既に興味が他にむいているということだと。
それぞれの項目を自分の体験とヒモ付て、なんでこういう価値観になったのかというのを結論づけていたのだけど、自分は気質として他人からの評価をそもそも気にしない傾向があるので、ほっておくとどんどん仙人化するから気をつけようと思えるようになっただけでちょっと収穫かもと思いましたとさ。
そんなわけで、今日は誕生日でした!(こういう空気の読まなさがシゾイド
**参考
www.e-heartclinic.com/kokoro/senmon/spd01.html
シゾイドーソナリティ障害は一般人口の7.5%、喜怒哀楽の感情、他者への関心や関わりへの欲求が乏しく周囲からの評価には無頓着、流行やファッションと無縁。無生物や形而上学的概念から数学,天文学,哲学的運動に興味。孤立した生活様式。時に奇異な喩えを使うことがあります。
「あれかこれか」ではなく、「あれもこれも」を追求するモラトリアム人間は、心理的性格としてシゾイド(分裂症)的だと言われます。
www.geocities.co.jp/CollegeLife-Cafe/2663/okono/3.htm
「命もいらず名もいらず、官位も金も要らぬ人は始末に困るものなり。この始末に困る人ならでは、艱難を共にして国家の大業はなし得られぬなり」
sasakitsuneo.jp/leader/04.html
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