飛び込み営業マンを「元」にするには「訪問販売お断り」のステッカーを貼ればいいよ


「訪問販売お断り」のステッカーを貼ると、「ははぁん~、きっとこいつは押しに弱いぞ!」と飛び込み営業の餌食になるんだって。たしかに以前はそういうこともあっただろうけども、現在は訪問販売法が大幅改正されていているので、このご時世にそれをやると刑事罰のついた法律違反になるよ。

 

「訪問販売お断り」の意思をステッカーを貼るだけで、飛び込み営業は行えなくなりました。

 

訪問販売法
訪問販売のルールが変わります! – 経済産業省

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新たに「不招請勧誘の禁止」「再勧誘の禁止」が制定されていますので、ステッカーなどで「お断りだぜ!」の意思表示をしているのに、重ねて営業行為をしようとした時点でひっかかって法律違反になるわけですね。ほんの数年昔とはまーーったく事情が違うわけです。
訪問販売法を含む特定商取引法は平成24年あたりからほぼ毎年更新されてる感じでとてもよく仕事をしてくれています。誰がやってるの?すばらしいね。

 

中でも迷惑でしかない飛び込み営業行為はステッカーひとつで明確に法律違反となりました。この2年ぐらいかな?なので町中でもステッカーを見かけるようになり、おそらく、ステッカーを貼ったら餌食だぜぇうえっへっへwという記事につながったのでしょう。

ただ、今は強引に契約を結んでも、被害者は保護されるようになりましたし、悪徳業者が転々と会社を潰したり新規をつくったりしても追跡されるようになりました。強引な営業を行えば法律違反になって、刑事罰、さらにはそのような指導をおこなった業者にまで遡って行政罰が課されます。立法府なんか仕事してますね。

 

かろうじて現存する飛び込み営業もこの2年ぐらいはやり方がかわったと感じませんか?

 

1.訪問員は必ず名札を差し出して身分を明らかに
2.営業してもよいですか?と確認をとるようになった

 

訪問販売法図

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これをしないとダメだよと法律に定められたからです。なので「もう2度とこないでね」と言っちゃったりすると再訪問もできなくなるのです。

 

まあ、そんなわけで、今まともな営業会社はそれらのリスクを避けるために電話などで訪問する旨のアポイントを取らないと営業もできません。招き入れないと家に入れないとか妖怪みたいですね。
お札一枚(ステッカー)が結界になるとか、ほんと妖怪か。

 

まあ、新しい法律施行の弊害もあって、最近は「営業をしてもいいよね?」という確認をとるためだけのアポイント代行業者による電話が激増して酷い迷惑を被っています。この営業電話ももう掛けてこないでくださいと言えば、掛けてこれなくなるはずなのですが、結局アポをとるだけの代行業者なので、いたちごっこですね・・・。
飛び込み営業のかわりに電話、FAXの悪質さが増しているように感じます。

 

fax営業

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これ早く!!!施行して!
強制fax営業と電話の営業がなくなればもう少し平和になるのになー。

 

お店の電話なのでインターネットに公開されているのでガンガン営業電話がかかってくるのですわ。

金融商品取引法も改正されているので、そちら方面は、ほんと強引な営業が減りましたが、今はNTTの代理店の代理店の代理店の代理店ぐらいの会社がNTTの名前を騙って、何言ってんだこいつこんなこといっちゃって大丈夫だろうか?もしかしてこれで電話口騙りスキルを鍛えて振り込め詐欺に進化するのかなと、心配になるぐらいです。

強制FAX広告は「おたっくす」で印刷しないようにしたから経済的な損害は免れてますが毎日数通来ます。
飲食店にお金を貸し付けようとする業者、エアコン修理業者とか、そういうの。お店とかは消費者じゃないから守られないのかなー?お客さんの電話を1本とるために99本以上の営業電話の相手をするのほんとに邪魔以外のなにものでもないんだけどね。

 

問題があるとすれば、ひとつ。
消費者センターが、「悪質な訪問販売お断りシール」を配ってるんだけど、法律の改正知って「それいいな!」と思って貼ったら最期、剥がれない、シールの跡が・・・。
あれのもうちょっと美しいデザインのが欲しいです。

 

 

参考等

特定商取引法の改正について
www.caa.go.jp/trade/index_1.html

 

元飛び込み営業マンですが、「訪問販売お断り」のステッカーは貼っちゃダメだよ – コバろぐ

 

インターネット回線、光回線のウザい勧誘営業電話をなんとかする方法


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