打首獄門同好会(というバンド名)が「歯痛くて feat.Dr.COYASS」のミュージックビデオを21日に公開した。
演奏バカウマ(とても上手いという意味)なのにテーマが吹っ飛びすぎてて毎回ツッコミが追いつかない曲をリリースしている(うまい棒とかプリンを食べられた恨みだとか新生姜の歌だとかお遍路さんの歌だとか)。今回の新曲(歯痛くて feat.Dr.COYASS)はいつにもまして、ツッコミが追いつかない逸品(とてもいい曲)だ。
冒頭12秒でいきなりブレイク
演奏が止まっていきなり手拍子だけの曲になる
フローネルでもセリフまで40秒はあったのに、12秒ってもうイントロ終わりAメロで演奏放棄。
島国DNAの三三七拍子は、リズムの緩急に上手く絡めたなーぐらいだったけど、ここまでくると異次元。
相変わらず北斗の拳、幽☆遊☆白書とかをやっていた超大御所声優の千葉繁さんの風格がある。
歯医者がいきなりラップ
本物の歯医者さんがいきなりラップ、しかも会長(ボーカル)の主治医だって。
念のためもう一度言っておきますと、ウチの新曲で歯医者っぽいラップしてくれた人は、本当に歯医者ですし、本当に俺の主治医です。
— 打首獄門同好会 (@uchikubigokumon) 2016年11月28日
歯の悪そうなヤツだいたい患者
— Dr.COYASS (@COYASS) 2016年11月26日
いきなりはいる歯科衛生資料
歯医者さんの待合室にいるみたいな気分になるよね。
サビなのに、いきなり始まる歯磨き粉のCM
小瀬田麻由さん たわわ かわいい
いまだかつてミュージックビデオで自分達の演奏をワイプにおいやって関係ない商品のCMをはじめたバンドはあっただろうか。
曲なのにいきなり提供
曲中に提供をぶっこんできたミュージックビデオがあっただろうか?
想像してみてほしい、ウィアーザワールドを歌うマイケル・ジャクソンやボブ・ディランの間にもし「提供」という幕間が入ったら。
「岩下の新生姜」とかそういうスポンサードな曲を出してきたのに、曲に複数の提供が付くパターンってちょっと新境地すぎてフリーダム。一周まわってクラウドファンディングみたい。新しいジャンルすぎる。
そういえば岩下の新生姜ペンライトが、アイドルのコンサートで使われてセクハラ過ぎると発売中止になったね・・・。
いきなりワイドショーライクな番組
岡崎体育曰く、お世話になった人達に唱わせるというのは、ミュージックビデオの常套手段らしいけど、ニュース仕立てでインタビューしていくのはもうなんていうか、なんなの。
「Yes!」 って、ベーシストのKenKenですね・・・。
アシュラシンドロームの青木亞一人に、バックドロップシンデレラの豊島“ペリー来航”渉。
女性はマネージャーのVJサカムケかな?
そんなわけで、歯痛くて feat.Dr.COYASS きいてみてください。
音楽についてちょいと
比較的安直なリフから、Aメロで完全にブレイクして手拍子。
Bメロでラップに入ると、キーの高いラップを潰さないようにギターを拍頭だけにして、その分、バキバキの低音で自由な感じのベースが隙間を綺麗にうめる。この駆け引きが他のバンドには真似できそうもない。
で、またブレイクして手拍子のAメロでしょ、自由すぎる。普通だったらガチャガチャになっちゃうよ。
ラップ絡めたCメロでメジャーな方にいったとおもったらまたダウンして、サビでまたポップな感じに。
ポップになったとおもったら、ドゥームメタル的な頭リフに戻る。
Aメロ、Bメロ、Cメロ、サビとかが全部違う曲のようでいて、なんでこんなに繋げれられるんだろうね?
junkoクッキング
打首獄門同好会を知らない人のために紹介しておかねばなるまい。
見てない人は時間をとって周りに人がいないところで見てください。
死ぬほど笑った。
予想
食べ物の歌が続いて、歯を磨けよか・・・。
お風呂入れよ → フローネル www.youtube.com/watch?v=yXtNZMPGTTg
飯食ったか → 日本の米は世界一 www.youtube.com/watch?v=BuU2bocSfDo
歯磨いたか → 歯痛くて www.youtube.com/watch?v=Kl3HVF8OT_g
そのうち、
宿題やれよ!
風邪ひくなよ!
・・・だな!